「ひめゆり」を観に行こう。

ニライカナイ

2007年07月22日 01:24

こんばんは、ますてぃです。

このブログを読んでいる方ならきっともうご存知でしょうが、
ドキュメンタリー映画「ひめゆり」の上映が
とうとう大阪でも始まりました。

大阪は十三のミニシアター劇場の老舗、
第七藝術劇場で今日から8月17日まで公開です。

私がこの映画を知ったのはCoccoの新聞のコラムがきっかけでした。
彼女の沖縄でのライブと、「ひめゆり」制作者の糸が繋がって、
Coccoが新聞というメディアを通して全国に糸を渡しました。
そして多くの人が日本全国でこの映画のために動いて、
大阪での上映も決定しました。これって本当に凄いことです!

この前の金曜日、Coccoはラジオでこの映画の話をして泣いてました。
観てほしい、怖いから観たくないなんて言わないで、と。

「いつまで生きていられるかわからないから、語ろうと思った」
「この映画はひめゆり学徒だった自分の遺言」
思い出すのも辛いこと、語るなんてできなかったことを
カメラの前で語る決断をした彼女達の声は、
若い世代、これからの世代に対して向けられているはずです。

その声を、私たちが聞き届けなくてどうする?
私たち、戦争を知らない世代に聴いてほしくて、
私たちがまた次の世代にも語れるように憶えていてほしくて、
彼女達は決断をしたのだと思うのです。

だから、観に行かなきゃ。
辛くても怖くても、観なきゃ、次に繋がらない。
元学徒の「生存者」の方たちが、カメラに向けて繋いだ糸。
映画制作から、Coccoに繋がった糸。
Coccoが繋いだ糸。
次は私たちの番です。


先日の新聞記事によると、監督はこの映画を
DVDなどにするつもりはなく、
あくまでも上映というかたちにこだわるとのこと。

第七藝術劇場にみんな行きましょう!

「ひめゆり」公式サイト

第七藝術劇場公式サイト


第七藝術劇場、「ひめゆり」と「ヒロシマナガサキ」と「TOKKO」
3部作鑑賞割引サービスやってます。
3本とも観たいと前々から思ってたので乗っかる気ですが、
これ3本続けてみたら多分すごいことになりそう・・・気持ちが。

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