人権講座一日目です!上地先生に久々に会えるのも楽しみさぁ
まずは沖縄のイメージや、何故この講座を取ったのかを聞いた。
イメージはやはり青い海っていうのが多いと思う。
一発目からすばっぷの「継いでゆくもの」を先生のギターと共に歌えて、
かなり楽しかったのもあるけど、何を継いでゆくか・・・本土の人間も考えなければいけないね!
そして、まずは今の現状だけでなく、琉球王国からの話になった。
沖縄がどういう歴史をたどって今の姿があるのか、よく理解できたと思う。
人類館事件の話は、沖縄の文献を読んでるうちに何回も出てくるので、
どういう事件かは知っている。でもここで差別が差別を生む悲しい現実がある。
でも、方言・食べ物・あらゆる文化を禁じられたり批判されて、日本に好きなようにされてきた沖縄。
そしてそれを強いた本土。今、本土の人間として何を感じるか。
今、新たに気になっているのが従軍慰安婦問題。
同じ女性として、強制的に日本に連れてこられて、性奴隷とされて・・・自分だったら・・・。
日本に好きなように使われたのは、沖縄だけでないと考えると恐ろしくなる。
日本は何をしてきたのだろう。そして今でも無視し続ける政府の対応はどうなんだろう。
自分は何が出来るのだろう。
すばっぷの「星砂たちへ」が慰安婦たちに送られた曲と聞いて、
今まで聴いていたイメージが一変した。
そんな想いが込められているなんて、言われて初めて気が付いた。
さんごの「小さな島から」も、ひとつひとつの歌詞が色んな意味にとれて、
”ただのいい曲”では全然ないと感じた。また大好きになった。
基地問題のことも、先生は10X10の100マスを描いて0.6%の沖縄の土地に75%が押し付けられていることや、
米軍による事件が大阪の1000倍もあることを説明してくれたり、
一人の学生にペンをほって、そのペンを「1000倍も危険なもの」として、
周りのみんながその危険なものを押し付けるイメージを沸かせてくれた。
基地問題とかが分かりにくいヤマトンチュ・ナイチャーの私達にとって、
すごくその危険性とかを理解しやすくしてくれていた授業だったと思います。
学生の関心度も、高まったと思う。
そしてまた宣伝ですが、サンスバのCDは本当にオススメです。