2009年06月23日
慰霊の日
今日は慰霊の日。
朝からたくさんの人が摩文仁の丘へ行かれてたようですね。
ここへは、私は2回しか行ったことがありません。
1度目は高校生の修学旅行。
まだ前の平和祈念資料館でした。
2度目は2005年の地域研究で。
私たちからすると、たくさんの人の名前が彫られていて、
こんなにたくさんの方が犠牲になったんだって思う。
でも、毎年ここに献花に来られる人からすると、
たくさんの名前の中で、
忘れられない、一人の人がそこに眠っている。
泣きながら石にすがる人、水を流してあげている人、
名前のところを手でひたすら触っている人。
戦争で遺骨も何も残ってなくて、
唯一、その人と触れ合える場所がここなんだろう。
その一人への想い。
× 240,383名(平成18年時)の想い。
そう考えると、とてつもなく大きな想いの集まる場所。
平和って概念は難しいけれど、少なくとも戦争を起こして
尊い命を落とさせることのないような世界は大前提だと思う。
過去に学ぼう、未来を見据えよう。
次の沖縄ではもう一度ここに足を運ぼうと思う。
朝からたくさんの人が摩文仁の丘へ行かれてたようですね。
ここへは、私は2回しか行ったことがありません。
1度目は高校生の修学旅行。
まだ前の平和祈念資料館でした。
2度目は2005年の地域研究で。
私たちからすると、たくさんの人の名前が彫られていて、
こんなにたくさんの方が犠牲になったんだって思う。
でも、毎年ここに献花に来られる人からすると、
たくさんの名前の中で、
忘れられない、一人の人がそこに眠っている。
泣きながら石にすがる人、水を流してあげている人、
名前のところを手でひたすら触っている人。
戦争で遺骨も何も残ってなくて、
唯一、その人と触れ合える場所がここなんだろう。
その一人への想い。
× 240,383名(平成18年時)の想い。
そう考えると、とてつもなく大きな想いの集まる場所。
平和って概念は難しいけれど、少なくとも戦争を起こして
尊い命を落とさせることのないような世界は大前提だと思う。
過去に学ぼう、未来を見据えよう。
次の沖縄ではもう一度ここに足を運ぼうと思う。
2009年06月22日
ひめゆり大阪上演お知らせ
こんばんは。
あかりんです。
前回の更新宣言からどんだけたってんだ!!
明日は6/23なんだな…
奈良から祈りと反省をこめて。。
↓イベントのお知らせです↓
若い世代につなぐ『ひめゆり』! 若い世代と語る『ひめゆり』!
■□■長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』大阪上映会ご案内■□■
この上映会に参加した多くの若い世代のみなさんが、
沖縄のこと、市民活動・ボランティアのこと、平和のこと、
そしてドキュメンタリー映画製作のこと・・・
いろんなことに興味を持ち、
次代におけるさまざまな分野の新しい担い手として活躍されることを、
そしてこの上映会が、それらの「気づき」「発見」
「出会い」の場になることを夢見ています!
実行委員一同
●日時 2009年7月5日(日)
第1回上映 12時-14時10分
第2回上映 15時30分-17時40分
※各回とも字幕付き上映
※各回の上映後引き続き、会場と沖縄の若い世代を「スカイプ」で結び、互いの
顔を見
ながらともに語り合うスペシャルトークイベント(30分)を開催します。手話
通訳つ
き。
●会場
アーツホール(「ビジュアルアーツ専門学校」新館3階)
JR大阪駅桜橋口から四ツ橋筋を南へ。2号線を超えて、吉野家の角を右折。1
0分。
JR東西線・北新地駅、地下鉄四つ橋線・西梅田駅、7分。
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/info/map.html
●参加費(スペシャルトークイベント参加費を含む)
1,500円(当日券一般) 1,400円(前売券一般)
2,500円(一般ペア割引券・2人分)
「ひめゆり」大阪上映会ページ
http://www.jttk.zaq.ne.jp/kandai/himeyuri.htm
映画公式ページ
http://www.himeyuri.info/
***何度でも見たい映画です。
あかりんです。
前回の更新宣言からどんだけたってんだ!!
明日は6/23なんだな…
奈良から祈りと反省をこめて。。
↓イベントのお知らせです↓
若い世代につなぐ『ひめゆり』! 若い世代と語る『ひめゆり』!
■□■長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』大阪上映会ご案内■□■
この上映会に参加した多くの若い世代のみなさんが、
沖縄のこと、市民活動・ボランティアのこと、平和のこと、
そしてドキュメンタリー映画製作のこと・・・
いろんなことに興味を持ち、
次代におけるさまざまな分野の新しい担い手として活躍されることを、
そしてこの上映会が、それらの「気づき」「発見」
「出会い」の場になることを夢見ています!
実行委員一同
●日時 2009年7月5日(日)
第1回上映 12時-14時10分
第2回上映 15時30分-17時40分
※各回とも字幕付き上映
※各回の上映後引き続き、会場と沖縄の若い世代を「スカイプ」で結び、互いの
顔を見
ながらともに語り合うスペシャルトークイベント(30分)を開催します。手話
通訳つ
き。
●会場
アーツホール(「ビジュアルアーツ専門学校」新館3階)
JR大阪駅桜橋口から四ツ橋筋を南へ。2号線を超えて、吉野家の角を右折。1
0分。
JR東西線・北新地駅、地下鉄四つ橋線・西梅田駅、7分。
http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/info/map.html
●参加費(スペシャルトークイベント参加費を含む)
1,500円(当日券一般) 1,400円(前売券一般)
2,500円(一般ペア割引券・2人分)
「ひめゆり」大阪上映会ページ
http://www.jttk.zaq.ne.jp/kandai/himeyuri.htm
映画公式ページ
http://www.himeyuri.info/
***何度でも見たい映画です。
2009年06月22日
慰霊の日の前日に
明日、6月23日、慰霊の日。
あれから64年が経ち、ようやく語らないといけないっておじーおばー達が口を開いてくれてます。
戦争の体験を語ってくれるおじーおばーは、
今この時代に生きてくれているから、
私達が話を聞くことが出来る。
私達の子供や孫では遅いかもしれません。
逆を言うと、私達だけが、
おじーおばーの話を語り継いでいけるんです。
誰かが、いつか、じゃなくて、
今この場で、あなたが、
おじーおばーに耳を傾けて下さい。
沖縄 慰霊の日特番
「“集団自決” 戦後64年の告白沖縄・渡嘉敷島」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2009年 6月22日(月)
放送時間 :午後10:45午後11:30(45分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>社会・時事
ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行
沖縄戦の”集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。戦後64年、苦悩し続けてきた心の軌跡を見つめる。
--------------------------------------------------------------------------------
1945年、沖縄戦の“集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。現在82歳、認知症の症状が出て入院してもなお、64年前の“あの日”のことを思い続けていた。「なぜ家族を手にかけなければならなかったのか」。戦後64年、苦悩し続けてきた男性の心の軌跡。
あれから64年が経ち、ようやく語らないといけないっておじーおばー達が口を開いてくれてます。
戦争の体験を語ってくれるおじーおばーは、
今この時代に生きてくれているから、
私達が話を聞くことが出来る。
私達の子供や孫では遅いかもしれません。
逆を言うと、私達だけが、
おじーおばーの話を語り継いでいけるんです。
誰かが、いつか、じゃなくて、
今この場で、あなたが、
おじーおばーに耳を傾けて下さい。
沖縄 慰霊の日特番
「“集団自決” 戦後64年の告白沖縄・渡嘉敷島」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2009年 6月22日(月)
放送時間 :午後10:45午後11:30(45分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>社会・時事
ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行
沖縄戦の”集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。戦後64年、苦悩し続けてきた心の軌跡を見つめる。
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1945年、沖縄戦の“集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。現在82歳、認知症の症状が出て入院してもなお、64年前の“あの日”のことを思い続けていた。「なぜ家族を手にかけなければならなかったのか」。戦後64年、苦悩し続けてきた男性の心の軌跡。
2009年06月18日
改めて
こんにちは。初めましての人も多いので自己紹介。
2005年に地域研究沖縄に行き、5泊6日を共に過ごし、
大阪でも出来ることを探そう、とニライカナイを作りました。
ただ反対運動だけを叫び続けるだけじゃなくて、
自分たちも沖縄を好きになって、沖縄の文化に触れて、
沖縄の友達作って、沖縄の歴史も学び、
ニライカナイから皆さんにより身近な沖縄を伝え、
考えたいこと、伝えたいことも身近にしちゃおう、と思いました。
ないちゃーとうちなーんちゅーの壁、
ないちゃーは関わらないでって言われたこともあるし、
そういうので結構悩んだ時期もあったけれど、
ウチらは観光客の立場でしか見れない沖縄を見れる。
無理に踏み入らなくてもそれでいいやんって開き直ってきた。
でもね、沖縄はアタシにとって本当に特別な場所。
亡くなった父との唯一記憶に残る思い出は、
小学校のとき初めての沖縄旅行で一緒に遊んだこと。
まだまだ小さかったはずなのに、きっと嬉しかったんだろうなぁ。
どこのホテルに泊まったか、どこのガラス工房に来たか、
大人になって沖縄を廻った時、なぜか覚えていました。
6月13日。あたしはもう11回目にもなる沖縄の地に降りた。
今回は初めての一人旅。
気まぐれで気分屋のアタシなので特に問題なし。
オーストラリアでせっかくダイビングライセンス取ったので、
一人でダイビングに参加し、初めて沖縄の海の中を見ました。
ボコボコと自分の息の音だけが聞こえる世界。
そこは魚たちが私を人間だと判断せずに自然に泳いでいられる。
不思議で何より素敵な空間。
夜は石川に「フクギの雫」の舞台を見に行きました。
この感想は後日詳しく書きたいと思います。
50年前、宮森小学校で何があったか、過去を振り返り、
けれどこれからは未来を見つめていこう。
皆が涙を流して感じただろう、何が必要で何が必要でないのか。
次の日、南部廻りをした後に対馬丸記念館へ。
ここは私たちの地域研究プログラムに入っていたけれど、
台風で飛行機が変わり行けなくなってしまったところ。
いつか、いつか…と思いつつ、早4年。遂に行けました。
意外に国際通りからも近く、波の上ビーチのすぐそばにありました。
対馬丸の喫水と同じ高さに設計され、
タラップから乗船するイメージで作られたこの記念館。
昨日の宮森の想像と少しかぶったのは、
子どもたちの年齢が同じだったからだろうと思う。
遺影の子どもたちはカメラの前で少し緊張をしていたり、
ちょけてたり、色んな表情をしていた。
一人ひとり、カメラの奥の人生にストーリーがあった。
昨日の舞台の上の子どもたちも同じで、
ちょっと緊張ぎみで、でもキラキラ輝いていて。
パワーがあって、可能性があって。
だからこそ、子どもたちの命を一瞬にして
奪い去ったこの二つの出来事、絶対に忘れてはいけない。
今を生きる、これからを生きる子どもたちのために、
とよく言うけれど、私たちだけが動くんじゃなく、
きっと子どもたちと一緒に何かをすることも大事だと思う。
今回の一人旅、心に響く旅でした。
2005年に地域研究沖縄に行き、5泊6日を共に過ごし、
大阪でも出来ることを探そう、とニライカナイを作りました。
ただ反対運動だけを叫び続けるだけじゃなくて、
自分たちも沖縄を好きになって、沖縄の文化に触れて、
沖縄の友達作って、沖縄の歴史も学び、
ニライカナイから皆さんにより身近な沖縄を伝え、
考えたいこと、伝えたいことも身近にしちゃおう、と思いました。
ないちゃーとうちなーんちゅーの壁、
ないちゃーは関わらないでって言われたこともあるし、
そういうので結構悩んだ時期もあったけれど、
ウチらは観光客の立場でしか見れない沖縄を見れる。
無理に踏み入らなくてもそれでいいやんって開き直ってきた。
でもね、沖縄はアタシにとって本当に特別な場所。
亡くなった父との唯一記憶に残る思い出は、
小学校のとき初めての沖縄旅行で一緒に遊んだこと。
まだまだ小さかったはずなのに、きっと嬉しかったんだろうなぁ。
どこのホテルに泊まったか、どこのガラス工房に来たか、
大人になって沖縄を廻った時、なぜか覚えていました。
6月13日。あたしはもう11回目にもなる沖縄の地に降りた。
今回は初めての一人旅。
気まぐれで気分屋のアタシなので特に問題なし。
オーストラリアでせっかくダイビングライセンス取ったので、
一人でダイビングに参加し、初めて沖縄の海の中を見ました。
ボコボコと自分の息の音だけが聞こえる世界。
そこは魚たちが私を人間だと判断せずに自然に泳いでいられる。
不思議で何より素敵な空間。
夜は石川に「フクギの雫」の舞台を見に行きました。
この感想は後日詳しく書きたいと思います。
50年前、宮森小学校で何があったか、過去を振り返り、
けれどこれからは未来を見つめていこう。
皆が涙を流して感じただろう、何が必要で何が必要でないのか。
次の日、南部廻りをした後に対馬丸記念館へ。
ここは私たちの地域研究プログラムに入っていたけれど、
台風で飛行機が変わり行けなくなってしまったところ。
いつか、いつか…と思いつつ、早4年。遂に行けました。
意外に国際通りからも近く、波の上ビーチのすぐそばにありました。
対馬丸の喫水と同じ高さに設計され、
タラップから乗船するイメージで作られたこの記念館。
昨日の宮森の想像と少しかぶったのは、
子どもたちの年齢が同じだったからだろうと思う。
遺影の子どもたちはカメラの前で少し緊張をしていたり、
ちょけてたり、色んな表情をしていた。
一人ひとり、カメラの奥の人生にストーリーがあった。
昨日の舞台の上の子どもたちも同じで、
ちょっと緊張ぎみで、でもキラキラ輝いていて。
パワーがあって、可能性があって。
だからこそ、子どもたちの命を一瞬にして
奪い去ったこの二つの出来事、絶対に忘れてはいけない。
今を生きる、これからを生きる子どもたちのために、
とよく言うけれど、私たちだけが動くんじゃなく、
きっと子どもたちと一緒に何かをすることも大事だと思う。
今回の一人旅、心に響く旅でした。