2005年12月16日

聞くべき声に耳を傾ける…  (まみレポ)

12月16日は小柳先生と私まぁみとでSDCCさんの連続ジュゴンセミナー・第三回に言ってきました~(^^)今回もまたまた新しい発見がたたたたた~くさん(´Ц`)☆

まず、白保の新石垣空港の建設のこと…私は今まで辺野古に釘づけで、他の地域にはあまり目を向けることができないでいた。カラ岳というところには、珍しいコウモリがすんでいる洞窟があり、この洞窟は地下水茎を作っている大切なところだそうで、さらに、このカラ岳はニライカナイの神様が降りてくるところだそうだ。もしこの空港が造られると、このカラ岳やオオモト岳にも被害が及んでしまうそうだ。そして埋め立ても約10階建ての建物ほどの高さを埋め立てられてしまうそうだ。そして、政府は辺野古より先にこの空港をつくろうとしているそうだ。どうして白保の美しいサンゴ、自然を壊してまで空港は必要なのか…どうしてなのか…本当に必要な空港なのか…今までなくて凄く困ってきたのだろうか…もしカラ岳が傷つけられると、ニライカナイの紙はどこに降りるのだろうか…さまよってしまうのではないだろうか…沖縄で昔から大切にされてきた神様をも傷つける空港…もう一度きちんと1から考え直す必要があると思う…そして、このような建設に反対する多くの運動は不思議と太陽が昇り、ニライカナイの神がやってくる東から始まっているそうだ。これも神様の悲鳴、忠告なのではないだろうか…この声を心から受け止めなければいけないと思う。建設するという大きな権力の大きいけれど悪い、本当に聞くべきでない声でなく、微かかもしれないが本当に大切な神様の声…この声に私たちは耳を傾けなければいけないとおもう。

そして…なななんと!!この日本に世界最古の「珊瑚礁絵図」があり、作られたことがわっかったそうだ!このサンゴの地図は薩摩藩が琉球を経営するために港を確保するためにサンゴの大きさや深さを調べるためにつくられたそうだ。しかも、このとき初めて干潟のこともかかれたらしい。この地図は世界でも本当に早くに作られていて、大発見だそうだ。このようにサンゴとのかかわりは本当に昔からで、世界の中でも日本は進んでいた。こんな素晴らしいサンゴ絵図を見ることや、このことを知ることができて本当によかったな~とおもいました。ほんとに感動だった~~~☆

ジュゴンといったらきれいなおねぇさんの人魚!!を思いうかべるひとが多いのじゃないですか~??BuT!!!イギリスとかヨーロッパではなんと!!おばぁの人魚だった!!(。_。)∑なんでかって!?ヨーロッパの人々とジュゴンの出会いは15C大航海時代であった。そのときジュゴンは船を悪いもんから守ってくれるもので、結構怖いイメージだったらしい!その証拠にイギリスの大英博物館にはおばぁ人魚がジュゴンとともに飾られているらしい…ってウチ昔、6年前に行ったのに全然気づいてないし~次行ったときは絶対みるぞ~世界史大好きの私はこんなトコで大航海時代と結びつくなんて本間に思ってもいなく、感動&興奮でした~☆ジュゴンは世界の色んなとこで本当に大きな存在やったんやな~(^^)

今の沖縄のジュゴンの現状…それは私が知っている以上に深刻だった…今、沖縄の藻場はとても痩せていて、ジュゴンの食べる海草はチョボチョボとしか生えていないそうだ。そしてジュゴンはその草を食べるため必死に海底に口を擦ってたべているそうだ。そして、たまに死んでしまったジュゴンを解剖してみるとお腹の中はほとんど空っぽだそうだ…私は、いつもカワイイ~と言っていた自分が本間に情けなく、このとき初めて本当にジュゴンの生きるための過酷な毎日に気づいた。そして50頭以下と言われているが、目崎先生曰く、10頭以下もいないそうだ。だから、子供を作るにも難しく、沖縄のジュゴンはさらに厳しい状態に置かれている。今もジュゴンはお腹をすかせている。今も沖縄のジュゴンはさびしく海を泳いでいる。今も沖縄のジュゴンは叫び続けている…この微かな声にもちゃんと耳を傾ける必要があると思う。

最後に、今ジュゴンは世界でも悲鳴を上げている…この前起こったインドネシアの方での津波ではたくさんのジュゴンが津波とともに打ち上げられ死んでしまった…そしてペルシャ湾ではイラク戦争のために重油が大量にペルシャ湾に注ぎ込まれ、ジュゴンがたくさん死んでいる…インドネシアの津波は天災かもしれないが、これも、自然の悲鳴のように私には思えるし、イラク戦争の犠牲になっているのは人だけではない。イラクの地の自然のものもだし、ジュゴンをはじめ海の生き物達もだ。ジュゴンは身の危険を感じ海に入っていった生物とされているが、その海をも、私たちを生んでくれた海をも私たち人間の手で、危険な場所にしてはならないはずだし、破壊してはならないはずだ。本当にこの聞くべき声を私たちは聞き分け、きちんと耳を傾けていくべきだとおもう。

本当にこのジュゴンセミナーにまた参加できてよかった☆小柳先生もおっしゃっていたけれど、陸、海中からでなく、航空写真というのは本当に違った角度から見れるし、本当にわかりやすいな~それに目崎先生の説明はわっかりやすい!!本当にSDCCの皆さん、またまたお世話になり、本当にありがとうございました~☆今回も得れるものが本当に大きかったです。私たち人間は、色んなものに目をむけ、耳を傾けていかなければいけないなと感じました。声の出ないものの声に耳を傾けましょう…きっと何かが聞こえるはずです…



Posted by ニライカナイ at 23:20│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。